10Cat's ぴきぴき☆お猫さま日記☆

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zoom RSS 試行錯誤でQOL・1

<<   作成日時 : 2013/09/03 16:16   >>

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我が家の「納骨堂」には今、11体のおネコ様の遺骨が置かれています。
死因は・・

●腎不全3匹。

●猫白血病2匹(うち、1匹は安楽死)。

●ガン3匹。

●老衰1匹。

●腹部の病気1匹。

●術後の管理不足による敗血症1匹。


老衰で亡くなったネコ以外は、すべてハイペースな治療通院を余儀なくされました。

すべて、よかれと思っての通院でしたが、通院が長引くと、

「これって本当にネコのためになってるのだろうか・・」

という疑問が湧いてきました。


ということで、いろいろ湧いた疑問や葛藤を思い出して記述したいと思います。


まずは「腎不全」。


わたしは、飼い猫が「腎不全」になるまで、

腎臓がカラダのどの辺にあるのか・・
どのような働きをしているのか・・
この臓器が働かなくなると、生命をどのように脅かすか・・・

ということに対して全くもって無知でした。


だから、医者から「腎不全」と告げられた時、

「薬で治るもの」

と、妙に楽観視していたので、熱血院長に

メガトン級の爆弾を落とされました。


アンタ、バカじゃね?

・・とは言われませんでしたが、

「生き物を飼う」者として、この「無知さ」は動物愛護法に反してますね、きっと。



お世話になってる病院の院長先生は

「腎臓病で透析しないと、最後は尿毒症になり、七転八倒の苦しみで死ぬから、透析をしないなら安楽死!」

という強いポリシーを掲げていて、

無知な飼い主が

「えっ!?透析?」

などと言い、拒否するような姿勢を示そうものなら反論の余地ナシで

「じゃあ、安楽死です」

と返されます。





腎臓の機能を知るには、血液検査で尿素窒素(BUN)とクレアチニンの数値を調べるのですが、
BUNは普通は25以下だそうで、
お世話になっている病院は、この数値が80を越すと、問答無用で透析治療となります。


尿毒症は七転八倒死なので、問答無用で透析となり、連れて行かれます(笑・・笑うしかないです)

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一番最初に透析することになったネコは、当時15歳で、年齢的に腎臓が悪くなるのも仕方ない・・
と、自分でも割り切っていたので、院長先生の「透析せずは七転八倒」という謂れをしっかり脳裏に焼き付け、
何のためらいもなく透析通院しました。

約1年後、16歳の誕生日を迎える頃、ネコは亡くなりました。

その時は、「通院・治療がネコには最良の道」だと信じて疑いませんでした。

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二番目に透析治療となったのは、当時まだ7歳と、若いネコでした。
調子悪そうだな・・と連れて行ったら、即・透析となりました。


軽く80オーバーだったと記憶してます。

最初は3週間に1度〜でしたが、
腎機能の低下に伴い、10日に1度・・・
1週間に1度・・・

最後は3日に1度となり・・
2日に1度になり。

最後は、衰弱したネコを前に医者に

「もう、針を刺すことすら命に危険を伴うので、透析は終わりにしましょう」

と言われましたが、

安楽死だけはしたくなかったんで
「そこをなんとか・・」

と、強制的にお願いしていました。


2匹目のネコは若かったんで、透析で1日でも長生きできるなら・・
と言う願いと・・

「七転八倒の苦しみ」や「安楽死」だけは避けたい・・という想いで、
盲目的に通いました。

このネコは、透析した翌日、帰宅したら長イスの下で息絶えてました。
見たところ、七転八倒した形跡はありませんでした。


このネコの通院中は葛藤がたくさんありました。

彼女(ネコ)にかけたお金は軽く100万を超えてます。
あとで計算しておったまげました・・
彼女の「死」でしか、今の(金銭的な)苦しみからは逃れられないかと思うと、
本当に辛い日々でした。


そして、医者に「もうやめましょう」と言われるまで徹底的に透析してはみたものの・・
それは自己満足なだけで、問答無用で連れて行かれるネコにはとても苦痛を強いていたのではないだろうかと、
後悔しました。

亡くなったあと、火葬代の21000円が捻出できず、キャッシングしました。

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そして三匹目は、昨年他界したビスカです。


結局、線引きは難しい

ゾンビス

もうすぐ「さようなら」ですかね・・

最後は精一杯の愛をそそぎます


ビスカは腎不全でありながら、初期の1回以外、初めて透析をせずに、最期を迎えたネコでありました。

肝臓病を患っていたので、透析しても良好な状態が見込めない・・ということで、院長自ら、透析はやらずに・・
ということでしたが、「透析せずは七転八倒」のポリシーは絶対で、

ビスカの最後は「安楽死」の選択しかありませんでした。

が。

ビスカは透析せず、七転八倒することもなく、穏やかに最後を迎えました。


「透析せずは七転八倒」は、間違いではないんでしょうが・・
長年、その言葉に縛られてきたわたしの心がフッとほぐれる症例でした。


少量ながらも自力でエサを食べていたビスカ。
途中からは、院長に見つからないように、女医さん指名で、摘便と、お腹に輸液を入れてもらいに通院。


あるとき、興味半分で、血液検査をしたら、BUN、検知不能なぐらい数値が振り切っていたそうですが・・
ビスカは(見た目)普通に生きてました。


院長は、ネコは、顔に表情出さないから、わからないだけだと豪語してましたが・・
確かにそういう時もあるでしょうが・・
さすがにこの後に及んで、毎日一緒に暮らしてる者なら、具合悪そうなら、見ればわかるだろうと反論したかったですが・・
「じゃあ、あなたは完全にネコの表情から状況を読み取れるのか?」と言われたら「ハイ」と言える根拠もないので、黙ってましたが・・

数値上では「生きてるのが不思議」な状況だったそうですが、ビスカは普通に生きてました。
だから、「ゾンビ」と呼ばれるようになったんですが・・

透析ナシでも、七転八倒しませんでした。

「安楽死」させなくてよかった!と思いました。
させなくても平気じゃん!と思いました。(覚悟はしてましたが・・)

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結局、QOLには何がヨシなのかは、ケースバイケースだと思いますが・・

先の2匹の場合は、「透析するぞ!」という強い姿勢で臨んでて・・

3匹目のビスカは「透析しない!安楽死もしない!」という姿勢で臨んでいました。
だから、数値振り切ってると言われても、
「やっぱり透析しとけばよかった・・」
と迷うこともなく、(院長にバレないように)輸液と摘便だけで通しました。


透析は、してもしなくても、腎臓が悪いという時点でもう「調子悪い」わけなので・・
あとをどうするかは、飼い主さんの考えるところが大きいと思われます。


仕事のお客さんで、週3で透析してる方がいらっしゃいます。
看護師さんなので、病気のことにも詳しいので、いろいろお聞きしています。


透析は、カラダが慣れるまでとても辛いそうです。
慣れてきたと思っても、血圧がうんと下がったり、貧血になったりと、
今度はそれに対応する処置をとらなければならず、とてもたいへんだと。

だるくなるとか、ボーっとするとか、そういうことはしょっちゅうだそうで、
カラダが冷えたり、気持ち悪くなって吐いたり・・
いろいろあるとのこと。

でも、透析をやめたらあっという間に死んじゃうので、それらはガマンするしかないとおっしゃってました。


ネコは、透析(+点滴、輸血)をするぐらいで、人間のように、諸症状を改善する薬がないので・・
透析してるネコたちが、どのぐらいのダルさや、かったるさと戦っているのかは想像もつきませんが・・

お客さんの話を聞いていたら、
透析をしつつ、ネコのQOLを保とうと思ったら、今まで以上に住環境に気を使ってあげる必要があるんだなと実感。


そして、腎不全・・
慢性で徐々に進んだ場合、尿毒症で苦しむ前に、衰弱して死ぬような気がします。
いや、これは全く医学的根拠のないことですが・・
ビスカに関してはそう思いました。



ちなみに。
我が家では透析不能になっても、安楽死はしません。
と決めました。


その時その時の状況でQOLを考えつつ、
基本、安楽死はしません。
(てか、今まで見ていて、しなくても普通に死んでいってるように思うんで・・)


ということで、我が家のことを綴ったまでですが・・
たまたまここにたどり着いた方々のご参考になれば幸いです。




<TOPは透析しなくても七転八倒しなかったゾンビス>













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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
やはり同じ病院だと確信しました(笑)
色々と細かく書いて頂きありがとうございます☆

透析を2回やって猫さんがどんどん元気がなくなり、グッタリで力がなくなり甘える事もなくなってしまったので、自分の中で緩和ケアに移行する事に決めたのですが、病院には言ってないけと大丈夫かしら?

摘便には行きたいんですけどねぇ…
女医さん指名出来るんですね!
名前知らないー(≡Д≡;)N先生だったかなぁ?

フラッと連れて行くと院長には怒鳴られてしまいそうで…参ったなぁと考えてたところです(笑)

家でノンビリしてる事で猫さんも食欲が戻り、甘えん坊には戻りませんが少し体重も増えて目に輝きが戻ってきました。

これから少しずつ具合が悪くなるのでしょうが、緩和だけの対処をここの病院でやってくれるか?と考えたらまぁ安楽死進められちゃうと思うので、他の病院を探してるところです…
でも摘便はここの病院が好きなんですけどね(*^^*)

最後は穏やかに過ごして欲しい気持ちだけなんですけどねぇ…

尿毒症のヒドイ最後も分かるけど、そうでない子達もたくさんいるから安楽死は選択肢にないのですが、今度摘便になりそうだったら相談がてら女医さん指名で行ってみようかな☆

ブログを読んで少し勇気が出ました!
ありがとうございます(^-^)

まりりん
2013/09/07 22:26
まりりんさま

その後、ネコちゃんはいかがでしょうか?

動物病院によって、透析治療を行わないところもありますよね。
と言うか、やらないところの方が多いのでは?と思います。
ネコと暮らす方に透析治療をする・・云々を言うと皆、「うちの病院ではそういうことはやらない」と言います。
腎臓の数値が高くても、何かしらの薬と点滴と注射で終わるようです。
そして、その注射がどういうものなのか、また、もらった薬がどういうものなのか、全然わかってない方が多くて驚きます。

病気に関してはまったく医者に任せっきりで、行けば治ると思ってる方が多いように思います。

何がいいかはケースバイケースで、「これ」という答えはないと思いますが、わたしや、まりりんさまのように、「(病院・獣医を)信じてはいるけど、違う道もあるんじゃね?」と、模索し始めたらもう、目の前あるたくさんの選択枝から行先をチョイスしなきゃならなくなり、悩み、悩み、悩みますよね・・。

どうせ最後は「死ぬ」わけですが、飼い猫なんだから、死ぬ間際は飼い主に見守られながら死んでいただきたいとも思いますし、だいたい一度、病院で「安楽死」というものを体験しましたが、ネコはあの冷たい診察台に何人かの看護師に押さえつけられ、院長は「3秒で心臓止まりますから。。」と言いながら注射。
注射後、「3・2・・」と、カウントダウンまでされ・・
「あっ、2秒で止まりましたね」
とか、すっげー無神経なことを言われ・・

確かにネコは「安楽」に死にましたが。
わたしの心は「悶絶死」しました。

女医さんはN先生です。是非、指名して下さい。
そして、いろいろ話を聞いてもらうといいと思いますよ。
親身になってくれるはずです♪


由左
2013/09/13 21:35
私もこのブログに今心の底から助けられました!!
ありがとうございます(*´∀`)
昨日、院長に二度と猫飼うな!!最悪だ!安楽死!など言われながらも…安楽死は嫌だど無理やり退院させてきました!!
20時まで戦いましたが…
あと少しの時間♪愛したいと思います♪
さえ
2014/07/09 18:42

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